分岐点(読み)ブンキテン

デジタル大辞泉 「分岐点」の意味・読み・例文・類語

ぶんき‐てん【分岐点】

道路・線路などが二つ以上の方向に分かれる地点。「鉄道分岐点
物事がどうなるかの分かれ目。「人生分岐点に立つ」
[補説]書名別項。→分岐点
[類語]一転機曲がり角分かれ目転機

ぶんきてん【分岐点】[書名]

原題、〈ギリシャStrofi》ギリシャの詩人外交官セフェリスの処女詩集。1931年発表。

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精選版 日本国語大辞典 「分岐点」の意味・読み・例文・類語

ぶんき‐てん【分岐点】

  1. 〘 名詞 〙 物事の分かれる所。わかれめ。
    1. [初出の実例]「生死二途の分岐点に」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉五)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分岐点」の意味・わかりやすい解説

分岐点
ぶんきてん
branch point

曲線が2つに枝分れする点のことをいう。また,yx2逆関数 x=±√y を考えようとするとき,y=0 のところで +√y と -√y に枝分れするので,これを分岐点という。この議論は複素変数の関数論で考えたほうが適切で,その場合はリーマン面を考えることになるが,その2つの面に枝分れするという意味で,y=0 が分岐点になる。

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