初縁(読み)ショエン

デジタル大辞泉 「初縁」の意味・読み・例文・類語

しょ‐えん【初縁】

初めての縁組み。初婚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初縁」の意味・読み・例文・類語

しょ‐えん【初縁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 何らかの関わりあいや結びつきにはじめて巡りあうこと。また、そのゆかり
    1. [初出の実例]「空仮(くうげ)二つの中なる道 円頓円融の花の色 初縁実相の匂ひを施す」(出典宴曲宴曲集(1296頃)五)
  3. はじめての縁組。初婚。再縁に対していう語。
    1. [初出の実例]「年は長(たけ)たりとも初縁(ショエン)をば悦福するの式なるべし」(出典:奇想凡想(1920)〈宮武外骨〉初婚女子の証明物)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android