別れ霜(読み)ワカレジモ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「別れ霜」の意味・わかりやすい解説

別れ霜
わかれじも

終霜,晩霜のこと。標高緯度の高いほど遅い時期に発生し,による被害は,早春より木の芽や作物の芽が出た晩春などに大きくなる。移動性高気圧に覆われ,風が弱く,放射冷却により明け方気温が下がるときに起こる。「八十八夜の別れ霜」は立春から数えて 88日目(5月2日頃)にあたり,霜がおりる終わりの頃とした農事暦目安である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む