別館(読み)ベッカン

デジタル大辞泉 「別館」の意味・読み・例文・類語

べっ‐かん〔‐クワン〕【別館】

本館ほかに建てた建物
[類語]新館旧館

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「別館」の意味・読み・例文・類語

べっ‐かん‥クヮン【別館】

  1. 〘 名詞 〙 本館以外に設けた建物。主な建物とは別に建てたもの。
    1. [初出の実例]「別館雲林相映出、門南脩路有河橋」(出典:文華秀麗集(818)下・河陽橋〈仲雄王〉)
    2. [その他の文献]〔司馬相如‐上林賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「別館」の読み・字形・画数・意味

【別館】べつかん(くわん)

別荘。漢・司馬相如上林の賦〕是(ここ)に於てか、離宮別、山に彌(わた)り谷に跨(またが)り、高、重坐(二層)曲閣(閣道)あり。

字通「別」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android