利口振る(読み)りこうぶる

精選版 日本国語大辞典 「利口振る」の意味・読み・例文・類語

りこう‐ぶ・る【利口振】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ぶる」は接尾語 ) 利口そうにふるまう。さも自分がかしこい人間であるようにふるまう。
    1. [初出の実例]「あんじるより海が安いと利口(リコウ)ぶって説きつけたから」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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