利達(読み)リタツ

デジタル大辞泉 「利達」の意味・読み・例文・類語

り‐たつ【利達】

[名](スル)身分地位が高くなること。立身出世栄達
[類語]出世立身功名立身出世成り上がり成り上がる栄進昇進昇格昇任栄達昇級昇段栄転累進特進格上げ進む身を立てる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「利達」の意味・読み・例文・類語

り‐たつ【利達】

  1. 〘 名詞 〙 身分がよくなること。立身、出世すること。栄達。
    1. [初出の実例]「若仁をすて、富貴利達を求めば、何を以てか君子と云名をなさんや」(出典:応永本論語抄(1420)里仁第四)
    2. [その他の文献]〔孟子‐離婁・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「利達」の読み・字形・画数・意味

【利達】りたつ

名利と栄達。〔孟子、離婁下〕君子よりして之れをれば、則ち人の富貴利を求むる以の、其の妻妾羞ぢずして相ひ泣かざる(ほとん)ど希(まれ)なり。

字通「利」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android