前出(読み)ゼンシュツ

デジタル大辞泉 「前出」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐しゅつ【前出】

文章で、それより前に示してあること。また、そのもの。前掲。「前出登場人物」⇔後出
[類語]前述前掲前記上記上述先述既述

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「前出」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐しゅつ【前出】

  1. 〘 名詞 〙 前に記したり、示したりしてあること。また、その部分。前に述べたこと。前掲。前述。
    1. [初出の実例]「西伯利 前出 北方の海浜は拉巴蘭 瑞典の北部 の如く荒漠寒沍の地にして」(出典:具氏博物学(1876‐77)〈須川賢久訳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android