剞劂氏(読み)キケツシ

デジタル大辞泉 「剞劂氏」の意味・読み・例文・類語

きけつ‐し【××劂氏】

版木を彫る人。彫り師。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「剞劂氏」の意味・読み・例文・類語

きけつ‐し【剞&JISF15D;氏】

  1. 〘 名詞 〙 板木(はんぎ)を彫る人。板木師。はんほり。はんもと。きけつ
    1. [初出の実例]「授之剞劂氏而寿諸梓」(出典:元元唱和集(1663)序)
    2. 「もとより自筆に浄写して、剞劂氏に与へ、世にひろくせんとおもひたる物なれは」(出典:俳諧・新花摘(1784))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android