創意(読み)ソウイ

デジタル大辞泉 「創意」の意味・読み・例文・類語

そう‐い〔サウ‐〕【創意】

新しい思いつき。独創的な考え。「創意を凝らす」「創意に富む」「創意工夫
[類語]趣向新機軸考案案出創案発案工夫発明一工夫一捻り創見編み出す捻り出す

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精選版 日本国語大辞典 「創意」の意味・読み・例文・類語

そう‐いサウ‥【創意】

  1. 〘 名詞 〙 新しく考え出した意見見方。新しい思いつき。新しい工夫。
    1. [初出の実例]「乗意〈略〉其彫工鍛錬精到、已に名人の域に至れり。奈良風の一変にて肉合彫(ししあひぼり)と云ものを創意(サウイ)(〈略〉ハジメテモノヅク)せり」(出典:装剣奇賞(1781)三)
    2. 「邦枝完二の『江戸役者』を読み上げた〈略〉邦枝の創作、その創意もよし」(出典:古川ロッパ日記‐昭和九年(1934)三月二日)
    3. [その他の文献]〔論衡‐超奇〕

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普及版 字通 「創意」の読み・字形・画数・意味

【創意】そう(さう)い

新しい考え。〔論衡超奇孔子記を得て以て春秋を作る。其の立義創、襃貶(はうへん)賞誅にんでは、復(ま)た記に因らざるは、眇思(べうし)自(おのづか)ら胸中より出づればなり。

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