力作(読み)リキサク

デジタル大辞泉 「力作」の意味・読み・例文・類語

りき‐さく【力作】

力をこめてつくった作品
[類語]名作傑作佳作佳編秀作労作大作良作

りょく‐さく【力作】

[名](スル)
つとめ働くこと。労働
「人の毎日―して衣食すべきは」〈中村訳・西国立志編
りきさく(力作)

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精選版 日本国語大辞典 「力作」の意味・読み・例文・類語

りょく‐さく【力作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 力をこめて作ること。また、つとめ働くこと。
    1. [初出の実例]「蓋し人の毎日力作して衣食すべきは、上帝の律法にして」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐六反〕
  3. りきさく(力作)

りき‐さく【力作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 力をこめて作った作品。労作。〔訂正増補新らしい言葉字引(1919)〕
  3. りょくさく(力作)

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普及版 字通 「力作」の読み・字形・画数・意味

【力作】りよくさく・りきさく

努力する。努力して作る。宋・軾〔眉州遠景楼記〕其の風俗、蓋(けだ)し此(かく)の如し。故に其の民皆才智にして、本を務めて力作し、治め易くしてし。

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