加虐(読み)カギャク

デジタル大辞泉 「加虐」の意味・読み・例文・類語

か‐ぎゃく【加虐】

むごいしうちを加えること。いじめ苦しめること。「加虐性愛」「加虐趣味」⇔被虐
[類語]サディズムサディスティックサディストサドエスフェティシズムフェチフェティシスト加虐性愛嗜虐嗜虐的嗜虐症残虐猟奇猟奇的性的倒錯獣的獣性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「加虐」の意味・読み・例文・類語

か‐ぎゃく【加虐】

  1. 〘 名詞 〙 他の人に苦痛や辱めを与えること。いじめること。⇔被虐(ひぎゃく)。「加虐趣味」
    1. [初出の実例]「純子の過去を尋ねる旅は、ある意味で私にとって加虐の旅であり、一方で被虐の旅でもあった」(出典:阿寒に果つ(1973)終章)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android