労役(読み)ロウエキ

デジタル大辞泉 「労役」の意味・読み・例文・類語

ろう‐えき〔ラウ‐〕【労役】

身体を動かして課せられた役務をすること。
「―して自分無能力を体験した」〈有島・小さき者へ〉
[類語]作業労働仕事労作労務役務えきむ操業業務働く

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精選版 日本国語大辞典 「労役」の意味・読み・例文・類語

ろう‐えきラウ‥【労役】

  1. 〘 名詞 〙 肉体労働による役務に服すること。また、その仕事。骨の折れる仕事。
    1. [初出の実例]「公事稍繁、労少」(出典続日本紀‐天平八年(736)一〇月戊辰)
    2. [その他の文献]〔白虎通‐礼楽〕

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普及版 字通 「労役」の読み・字形・画数・意味

【労役】ろうえき

苦役

字通「労」の項目を見る

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