精選版 日本国語大辞典 「勅令」の意味・読み・例文・類語
ちょく‐れい【勅令】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
明治憲法下において、天皇によって制定された命令(法形式の一つ)の総称。天皇は統治権を行使する地位にあり、そのため内閣の輔弼(ほひつ)により勅令を発することができたのであるが、その形式も、現在認められている執行命令、委任命令のほか、独立命令や緊急命令を発することができた。そして内閣総理大臣が主任の国務大臣とともにこれに副署した。また、大権事項が広範に認められたことの結果として、勅令で定めうる事項もきわめて広かった。日本国憲法は勅令を認めていない。そのため、現行憲法施行の際に効力をもっていた勅令のうち、法律で規定しなければならない事項を内容とするものについては、経過的措置として、一定期間暫定的効力を認められた。
[池田政章]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新