動力革命(読み)どうりょくかくめい

世界大百科事典(旧版)内の動力革命の言及

【電力】より

… 工業用動力の分野で蒸気機関が電動機に転換していくのは明治時代の末期から大正時代の初めにかけてであり,10年程度の間にほとんどの産業で電動機の馬力数が蒸気機関の馬力数を上回った。このような蒸気機関から電動機への動力機の転換を動力革命と呼んでいる。 動力革命が急速に進んだ理由を紡績業についてみると,電動機を用いることによって機械の回転速度が均一になった結果,故障の回数が減って生産性が上昇し,製品の品質もよくなったことがあげられる。…

※「動力革命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」