動径分布関数(読み)どうけいぶんぷかんすう

世界大百科事典(旧版)内の動径分布関数の言及

【液体】より

…十分遠くではもはや中心分子の影響は及ばなくなり,平均の密度に落ち着く。一般の距離における密度を,平均の密度を単位として測ったものを動径分布関数という。単純液体では,エネルギーや圧力など主要な性質がこの関数と分子間力とから導かれるため,動径分布関数は液体構造論における主役というべき量である。…

※「動径分布関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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