動荷重(読み)ドウカジュウ

デジタル大辞泉 「動荷重」の意味・読み・例文・類語

どう‐かじゅう〔‐カヂユウ〕【動荷重】

運動する物体が構造物に与える荷重。橋を通過する列車が橋に与える荷重など。活荷重。⇔静荷重

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「動荷重」の意味・読み・例文・類語

どう‐かじゅう‥カヂュウ【動荷重】

  1. 〘 名詞 〙 荷重の一つ。構造物が外部からうける重さのうち、運動する物体が与える動的な力。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の動荷重の言及

【荷重】より

…熱応力の原因となる温度分布を熱荷重と呼ぶなどがその例である。 荷重を作用のしかたによって分類する場合,時間的に変化しない荷重を静荷重あるいは死荷重といい,これに対して時間的に変化して作用するものを動荷重あるいは活荷重と呼ぶ。たとえば橋を例にとると,その上をなにも通らないとすれば自重による静荷重が作用していることになるが,自動車などが通過することを考えれば作用しているのは動荷重である。…

※「動荷重」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android