勝地(読み)ショウチ

デジタル大辞泉 「勝地」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ち【勝地】

景色のよい所。景勝の地。
地勢にすぐれた土地
[類語]行楽地観光地景勝地保養地避暑地リゾート

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精選版 日本国語大辞典 「勝地」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ち【勝地】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょうじ」とも )
  2. 地勢などがすぐれていて、ある事を行なう場所として最も適した土地。形勝の地。
    1. [初出の実例]「国司冝使及国師。蕑定勝地勤加営繕」(出典:続日本紀‐天平一九年(747)一一月己卯)
    2. 「昔より代々の帝王、〈略〉おほくの都をたてられしかども、かくのごとくの勝地はなし」(出典:平家物語(13C前)五)
    3. [その他の文献]〔管子‐七法〕
  3. 景色のよい土地。風景のよいところ。景勝の地。名勝
    1. [初出の実例]「神居深亦静、勝地寂復幽」(出典:懐風藻(751)従駕吉野宮〈吉田宜〉)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐馬周伝〕

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普及版 字通 「勝地」の読み・字形・画数・意味

【勝地】しようち

景勝の地。唐・王勃王閣の序〕嗚呼(ああ)、地は常ならず、は再びしし。

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