北中米カリブ海サッカー連盟(読み)ほくちゅうべいかりぶかいさっかーれんめい(その他表記)Confederation of North, Central America and Caribbean Association Football

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

北中米カリブ海サッカー連盟
ほくちゅうべいかりぶかいさっかーれんめい
Confederation of North, Central America and Caribbean Association Football

北アメリカ、中央アメリカ、カリブ海諸国のサッカー協会を統括する競技団体。略称CONCACAF(コンカカフ)。41の国と地域の協会が加盟(2015年12月時点)。本部はアメリカのマイアミにあり、ニューヨーク、グアテマラ市、カリブ海北西部のケイマン諸島に事務局が置かれている。国際サッカー連盟FIFA(フィファ))傘下のいわゆる6大陸連盟の一つである。1961年に中央アメリカ・カリブ海サッカー連盟Confederación Centroamericana y del Caribe de Fútbol(CCCF)と北アメリカサッカー連盟North American Football Confederationが合併して設立された。その後、同連盟は三つの区域に分けられ、北アメリカサッカー連合North American Football Union(NAFU、加盟3協会)、中央アメリカサッカー連合Union Centroamericana de Fútbol(UNCAF、加盟7協会)、カリブ海地域と一部の南アメリカ地域(ガイアナスリナムフランス領ギアナの3協会)を含むカリブ海サッカー連合Caribbean Football Union(CFU、加盟31協会)によって構成されている。ナショナルチームによって1年おきに開催されるCONCACAFゴールドカップや予選のカリビアンカップとコパ・セントロアメリカーナ、クラブチームが参加するCONCACAFチャンピオンズリーグなどの大会を主催している。

[編集部]

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