北半球(読み)キタハンキュウ

デジタル大辞泉 「北半球」の意味・読み・例文・類語

きた‐はんきゅう〔‐ハンキウ〕【北半球】

赤道を境とする地球北側半分。⇔南半球
[類語]半球南半球東半球西半球

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精選版 日本国語大辞典 「北半球」の意味・読み・例文・類語

きた‐はんきゅう‥ハンキウ【北半球】

  1. 〘 名詞 〙 地球の赤道から北の部分。地球の北半分。⇔南半球。〔窮理通(1836)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「北半球」の意味・わかりやすい解説

北半球
きたはんきゅう

地球の赤道以北の半球をさす。南半球に対する語。緯度で示すと赤道の0度から北緯90度の間である。地球の全陸地の67.4%を占めて、南半球に比べて陸地が広く分布している。しかし、北半球だけでは海洋と陸地の面積比は60.7対39.3で海洋が広い。南半球ではこの比率がさらに大きく、海洋が広くなる。温帯冷帯が広く分布し、世界の先進工業国が分布している。

[市川正巳]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北半球」の意味・わかりやすい解説

北半球
きたはんきゅう
Northern Hemisphere

地球の赤道から北側の半球。おもな特色は,陸地が南半球より著しく広いことで,全陸地の約 67%が北半球にある。気候的には水陸分布の複雑さが影響して変化が激しく,また年平均気温の最高地域,すなわち熱赤道も北半球に存在する。

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