北条実時(読み)ホウジョウサネトキ

デジタル大辞泉 「北条実時」の意味・読み・例文・類語

ほうじょう‐さねとき〔ホウデウ‐〕【北条実時】

[1224~1276]鎌倉中期の武将義時の孫。引付衆評定衆を歴任して、執権補佐学問を好み、書籍書写収集して、晩年に建てた武蔵国金沢の称名寺保管蔵書子孫によって一層拡充され、金沢文庫となった。金沢実時。称名寺殿。

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精選版 日本国語大辞典 「北条実時」の意味・読み・例文・類語

ほうじょう‐さねとき【北条実時】

  1. 鎌倉中期の武将。実泰の子。小侍所別当・引付衆・評定衆を歴任し、執権を補佐した。書物の収集に励み武蔵六浦荘金沢に設けた文庫が後、金沢文庫に発展した。また、称名寺を創建。金沢実時、称名寺殿とも。元仁元~建治二年(一二二四‐七六

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旺文社日本史事典 三訂版 「北条実時」の解説

北条実時
ほうじょうさねとき

1224〜76
鎌倉中期の武将
金沢 (かねさわ) 実時ともいう。北条義時の孫。引付衆・評定衆を歴任して執権経時 (つねとき) ・時頼を補佐した。武蔵六浦庄金沢郷(現横浜市金沢区)に住み,学問を好み多くの書籍を収集し金沢文庫を設けた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北条実時」の意味・わかりやすい解説

北条実時
ほうじょうさねとき

金沢実時」のページをご覧ください。

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