十分なればうちこぼす(読み)じゅうぶんなればうちこぼす

精選版 日本国語大辞典 「十分なればうちこぼす」の意味・読み・例文・類語

じゅうぶん【十分】 =なれば うちこぼす[=は こぼるる]

  1. 容量いっぱいに入れるとこぼれやすいところから、何事もほどほどにしておかないと失敗するというたとえ。満は損を招く。
    1. [初出の実例]「爛漫とは、はらりと花がさき乱れて、一片でまりさきのこらぬ也。〈略〉それほどなれば、やがてちるぞ。十分なれば、打こぼす道理ぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)

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