精選版 日本国語大辞典 「十勝」の意味・読み・例文・類語 とかち【十勝】 [一] 北海道一一か国の一つ。明治二年(一八六九)設置。北海道の南東部を占める。十勝平野を中心に、日高山脈、石狩山地、白糠丘陵に囲まれる。[二] 北海道一四支庁の一つ。旧十勝国の地域にあたる。支庁所在地は帯広市。[補注]語源について「大日本地名辞書」(吉田東伍)では、乳房の意のアイヌ語トウカプから、また霊の意とも乳房の意ともいうアイヌ語トカプチから、または沼畔の樹木が枯れる意のアイヌ語トーカッチから、などを掲げているが、「アイヌ語より見たる日本地名研究」(バチェラー)ではアイヌ語説を否定している。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉 「十勝」の意味・読み・例文・類語 とかち【十勝】 北海道の旧国名の一。現在の十勝総合振興局の大半部。北海道南東部の総合振興局。局所在地は帯広市。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例