十把一絡げ(読み)ジッパヒトカラゲ

デジタル大辞泉 「十把一絡げ」の意味・読み・例文・類語

じっぱ‐ひとからげ【十把一絡げ】

いろいろな種類のものを、区別なしにひとまとめにして扱うこと。また、一つ一つ取り上げるほどの価値がないものとしてひとまとめに扱うこと。「十把一絡げにして考える」
[類語]絡げるたばねるつかねる括るひっくくるひっくるめるまとめる取り纏める一纏め結束包括的総合的統一的横断的重層的複眼的多面的包括総括総合一括統合集約集成締め括り統一一体化一本化丸ごとそっくりそのまま全部徹頭徹尾残らず残り無く余すところなくことごとく通じて総じてつぶさにこぞって丸丸身ぐるみ全一ぜんいつ全的全面的軒並み一通り一渡りごそっとごっそりすっかり一つ一つおよ有りと有る有りとあらゆる全容全貌おんぶにだっこオールラウンドすることなすこと何から何まで一部始終全体裏表網羅丸きり丸っきりあるがまま一揃ひとそろ一式ありったけ総なめ細大漏らさず洗いざらい何もかも何でもかんでも根こそぎ漏れなく隈なく万事一から十まで一切いっさい一切合切いっさいがっさい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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