普及版 字通 「南(漢字)」の読み・字形・画数・意味
南
常用漢字 9画
[字訓] みなみ
[説文解字]


[甲骨文]



[金文]


[字形] 象形
釣鐘形式の楽器の象形。古く苗(びよう)族が用いていた楽器で、懸









[訓義]
1. みなみ、南方、南人。
2. 鐘に似た楽器、南任、南夷の舞楽。
3. 〔詩〕の二南、周南と召南。その地は江漢の域を含み、当時南方文化と接触する地域であった。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕南 ミナミ/指南 シルベ
[部首]
南は〔説文〕六下に市(ふつ)・孛(はい)系統の字として市部に属するが、南は懸


[声系]
〔説文〕に南声として水部の字一字を収めるが、モンゴルのオルドス方面の水名。また







[熟語]
南無▶・南夷▶・南院▶・南雲▶・南裔▶・南栄▶・南園▶・南苑▶・南轅▶・南音▶・南下▶・南柯▶・南華▶・南










[下接語]
江南・朔南・山南・司南・指南・湘南・城南・斗南・図南・日南・嶺南
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報