南半球(読み)ミナミハンキュウ

デジタル大辞泉 「南半球」の意味・読み・例文・類語

みなみ‐はんきゅう〔‐ハンキウ〕【南半球】

地球赤道二分したときの南側半球。赤道から南の部分。⇔北半球
[類語]半球北半球東半球西半球

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精選版 日本国語大辞典 「南半球」の意味・読み・例文・類語

みなみ‐はんきゅう‥ハンキウ【南半球】

  1. 〘 名詞 〙 赤道を境にして地球を南北に二分したときの南の半分。⇔北半球
    1. [初出の実例]「北半球を陸と為し、南半球を海と為すなり」(出典:窮理通(1836)二)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「南半球」の意味・わかりやすい解説

南半球
みなみはんきゅう

地球の赤道を中心として二分した場合に、赤道の南半部を南半球という。北半球に対する語。南半球の陸地は全地球の陸地の32.6%を占め、海洋と陸地の面積は80.9%および19.1%で、北半球に比べて海洋の面積ははるかに広い。南半球の陸地のうち南極大陸は28%を占めている。北半球にある国々よりも、一般に開発が遅れ、発展途上国が多い。

[市川正巳]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「南半球」の意味・わかりやすい解説

南半球
みなみはんきゅう
Southern Hemisphere

赤道以南の地球の半分。水陸分布 (海洋 81%,陸地 19%) は北半球に比べて陸地が著しく小さい。南アメリカ大陸,オーストラリア大陸,南極大陸,アフリカ大陸の南部,およびマダガスカル,ボルネオ,スンダ列島ニューギニア島などを包括する。スンダ列島を除いて,人口密度アジアヨーロッパに比べてきわめて希薄であるが,人種は豊富である。第2次世界大戦前は植民地が大部分であった。

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