単細胞(読み)タンサイボウ

デジタル大辞泉 「単細胞」の意味・読み・例文・類語

たん‐さいぼう〔‐サイバウ〕【単細胞】

単一の細胞
考え方が一面的で単純な人。物事をあまり深く考えないたちの人。
[類語]細胞細胞膜細胞壁細胞質原形質核酸リボ核酸デオキシリボ核酸遺伝子染色体性染色体ミトコンドリア組織胚珠胚乳胚芽

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「単細胞」の意味・読み・例文・類語

たん‐さいぼう‥サイバウ【単細胞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ただ一つの細胞でからだが成りたっていること。〔生物学語彙(1884)〕
  3. 思想や考え方の単純な人間。一面的な考え方の人や、物事をあまり深く考えないたちの人をさしていう。
    1. [初出の実例]「だから、あんたは単細胞なんだ」(出典:蘭を焼く(1969)〈瀬戸内晴美〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android