危邦(読み)キホウ

デジタル大辞泉 「危邦」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう〔‐ハウ〕【危邦】

政治が乱れて滅びそうな国。

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精選版 日本国語大辞典 「危邦」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう‥ハウ【危邦】

  1. 〘 名詞 〙 政治が乱れて、滅亡危機に瀕(ひん)している国。危ない国。
    1. [初出の実例]「Qifǒniua(キハウニワ) イラズ、ランパウニワ ヲラズ」(出典:天草版金句集(1593))
    2. [その他の文献]〔論語‐泰伯〕

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普及版 字通 「危邦」の読み・字形・画数・意味

【危邦】きほう(はう)

今にも滅びようとする国。〔論語泰伯には入らず、亂には居らず。天下るときは則ち見(あら)はれ、無きときは則ち隱る。

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