原書(読み)げんしょ

精選版 日本国語大辞典 「原書」の意味・読み・例文・類語

げん‐しょ【原書】

〘名〙
書写本、翻訳本、改作本などに対して、そのもとになる書物原本
随筆胆大小心録(1808)八「国史といへども原書はなかりしかば、さまざまと附会して云ふ事也」
外国文字、特に欧文で書かれた書物。横文字で書かれた書物。洋書
※新聞雑誌‐六号・明治四年(1871)七月最初に教ゆべき書は皆和訳して授けんとの御趣意にて、原書(ゲンショ)已に和訳最中なりと云」

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デジタル大辞泉 「原書」の意味・読み・例文・類語

げん‐しょ【原書】

翻訳書・書写本などに対して、そのもとになっている書物。原本。
外国の文字で書かれている書物。特に欧米の書物。洋書。
[類語]異本写本類書流布本海賊版底本原本原典テキストオリジナル原作出典典拠種本抄本校本定本

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普及版 字通 「原書」の読み・字形・画数・意味

【原書】げんしよ

原本。

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