原蚕種(読み)げんさんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「原蚕種」の意味・読み・例文・類語

げんさん‐しゅ【原蚕種】

  1. 〘 名詞 〙 系統を正した蚕種。親種とする蚕種。原種
    1. [初出の実例]「第一則 蚕種製造人へは御国内の原蚕種を製し」(出典:太政官第二三七‐明治四年(1871)五月一四日(法令全書))

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原蚕種」の意味・わかりやすい解説

原蚕種
げんさんしゅ

原種」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の原蚕種の言及

【蚕種】より

…繭をとるために飼育しているカイコは〈普通蚕種〉と呼ばれる蚕種から孵化(ふか)したもので,日本種と中国種を交配して作った交雑種である。普通蚕種を作る親の蚕種を原蚕種といい,原蚕種の親の蚕種を原原蚕種という。カイコの雌のガは交尾後500~700粒の卵を産む。…

※「原蚕種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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