厩舎(読み)キュウシャ

デジタル大辞泉 「厩舎」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しゃ〔キウ‐〕【×厩舎】

牛や馬を飼う小屋うまや。
競馬で、馬主から競走馬を預かり、調教管理をする所。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「厩舎」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しゃキウ‥【厩舎・廏舎】

  1. 〘 名詞 〙 牛、馬などの家畜を飼う小屋。うまや。馬小屋
    1. [初出の実例]「厩舎(キウシャ)と厩舎の間の日陰に、暫らくぼんやり立ってゐたことも」(出典:惨めな戯れ(1920)〈岡田三郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「厩舎」の意味・わかりやすい解説

厩舎 (きゅうしゃ)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の厩舎の言及

【畜舎】より

…したがって,当時は畜舎というよりもむしろ牛小屋,馬小屋などと呼ぶにふさわしいものであった。また,ウマが中心に飼われていたので厩舎(きゆうしや)とも呼ばれた。しかしながら第2次大戦後,乳,肉,卵などの生産物を得るための用畜の飼育が盛んになり,さらに1960年ころからは農業基本法や高度経済成長の影響で急速にウシ,ブタ,ニワトリなどの飼育頭羽数が増加し,規模拡大が進展した。…

※「厩舎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android