厳命(読み)ゲンメイ

デジタル大辞泉 「厳命」の意味・読み・例文・類語

げん‐めい【厳命】

[名](スル)きびしく命じること。また、きびしい命令。「口外しないように厳命する」
[類語]至上命令命令言い付けめいれい指令下命指示指図さしず号令発令沙汰さた主命君命上意達し威令厳令

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「厳命」の意味・読み・例文・類語

げん‐めい【厳命】

  1. 〘 名詞 〙 きびしく命令すること。また、その命令。
    1. [初出の実例]「抑藤井今武尋桑梓之地来也。難厳命。聊訪旅宿」(出典明衡往来(11C中か)中本)
    2. 「凜然たる厳命に、恐れ入ったる造酒の頭、心を察し政子の方」(出典:浄瑠璃・近江源氏先陣館(1769)一)
    3. [その他の文献]〔史記‐趙世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「厳命」の読み・字形・画数・意味

【厳命】げんめい

きびしい命令。

字通「厳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android