デジタル大辞泉 「参議院議員通常選挙」の意味・読み・例文・類語 さんぎいんぎいん‐つうじょうせんきょ〔サンギヰンギヰンツウジヤウセンキヨ〕【参議院議員通常選挙】 ⇒通常選挙 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「参議院議員通常選挙」の意味・わかりやすい解説 参議院議員通常選挙さんぎいんぎいんつうじょうせんきょ 参議院議員の任期満了に伴って行なわれる選挙。全議席数 248のうち,半数の 124議席が 1回の選挙で選出され,残りの半数の議席が 3年後に選出される。議員の任期は 6年。選挙区は基本的に各都道府県の全域を 1選挙区(1983年以前の地方区)とし,ほかに全国を 1選挙区とする比例代表選出がある(→比例代表制)。2000年の公職選挙法改正で議員定数が 10削減され,選挙区選出 146人(改正前 152人),比例代表選出 96人(改正前 100人)となった。またこの改正で,拘束名簿式比例代表制に代わって,非拘束名簿式比例代表制が導入され,政党への投票から,政党または名簿登載者への投票に変わった。当選人の決定方法も変わり,あらかじめ決まった名簿の順位はなく,名簿登載者の得票順が当選順位となる。候補者個人の選挙運動も認められた。2018年の公職選挙法改正で議員定数が 6増となり,総定数 248(選挙区148,比例代表 100)となった。また比例代表では,政党が事前に定めた順位で当選者を決める「特定枠」が新設された。(→国会議員,参議院) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報