世界大百科事典(旧版)内の双塔式伽藍の言及
【当麻寺】より
…このうち中之坊,西南(さいなん)院(真言宗),奥院,護念院(浄土宗)には文化財が多い。【伊藤 唯真】
[文化財]
寺地は二上山麓の西から東に下る地勢にもかかわらず,金堂と講堂を南北に並べて南面させ,金堂前方の東の高台に東塔(天平時代末期,国宝),西側に西塔(9世紀後半,国宝)を配置する,古代双塔式伽藍では現存唯一の遺構である。講堂(重要文化財,1303)は1180年の罹災焼失後,当初位置に再建した。…
※「双塔式伽藍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」