口端(読み)クチハ

デジタル大辞泉 「口端」の意味・読み・例文・類語

くち‐は【口端】

口の」に同じ。

こう‐たん【口端】

口先くちさき口先言葉。口の

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口端」の意味・読み・例文・類語

くち‐は【口端】

  1. 〘 名詞 〙くち(口)の端(は)
    1. [初出の実例]「暮の六つより見せに居て、地廻りの口端(クチハ)にかかり」(出典洒落本・魂胆惣勘定(1754)上)

くち‐ばた【口端】

  1. 〘 名詞 〙 口のはた。口のわき。
    1. [初出の実例]「口ばたをたいこ遣手につめられる」(出典:雑俳・柳多留‐五(1770))

こう‐たん【口端】

  1. 〘 名詞 〙 口のはし。口のまわり。くちさき。〔布令字弁(1868‐72)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android