古今無双(読み)ココンムソウ

デジタル大辞泉 「古今無双」の意味・読み・例文・類語

ここん‐むそう〔‐ムサウ〕【古今無双】

昔から今までに並ぶものがないこと。「古今無双豪傑

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精選版 日本国語大辞典 「古今無双」の意味・読み・例文・類語

ここん‐むそう‥ムサウ【古今無双】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 昔から今までに並ぶものがないこと。また、そのさま。ここんぶそう。
    1. [初出の実例]「敵の大将たる者は、古今無双の英雄で」(出典:新体詩抄(1882)抜刀隊〈外山正一〉)

古今無双の補助注記

近世以前は多く「ここんぶそう」。


ここん‐ぶそう‥ブサウ【古今無双】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ここんむそう(古今無双)
    1. [初出の実例]「命を君臣二代の義に留めて、名を古今無双(ブサウ)の功に残せり」(出典太平記(14C後)二六)

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四字熟語を知る辞典 「古今無双」の解説

古今無双

昔から今までに並ぶものがないこと。また、その様子。ここんぶそう。

[使用例] 古今無双の射の名人たる夫子が、弓を忘れ果てられたとや? ああ、弓という名も、その使い途も![中島敦名人伝|1942]

[解説] 近世以前は多く「ここんぶそう」。

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