古代的生産様式(読み)こだいてきせいさんようしき

百科事典マイペディア 「古代的生産様式」の意味・わかりやすい解説

古代的生産様式【こだいてきせいさんようしき】

ヨーロッパ史概念で,古典古代的生産様式とも。土地所有者たる戦士は集住し都市を形成して市民となり,土地のない者や戦争による被征服民は奴隷として市民に隷従し,農耕手工業を行う社会の生産様式。古代ギリシア・ローマ典型をみる。ローマでは公有地が占取されてラティフンディウム発展
→関連項目奴隷制社会

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android