古寺(読み)コジ

デジタル大辞泉 「古寺」の意味・読み・例文・類語

こ‐じ【古寺】

古い寺。ふるでら。「古寺名刹を訪ねる」
[類語]伽藍仏閣寺院仏家梵刹仏寺仏刹山門古刹巨刹名刹

ふる‐でら【古寺】

古くなって荒れ果てた寺。こじ
古くて由緒のある寺。古刹こさつ。こじ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古寺」の意味・読み・例文・類語

こ‐じ【古寺】

  1. 〘 名詞 〙 ふるい寺。旧寺。ふるでら。
    1. [初出の実例]「支公臥病遣居諸、古寺莓苔人訪疎」(出典経国集(827)一〇・奉和太上天皇訪浄上人病〈源常〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐別李秘書始興寺所居詩〕

ふる‐でら【古寺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふるてら」とも ) 古びた寺。古くなって、荒れはてた寺。また、古くて由緒のある寺。古刹。こじ。
    1. [初出の実例]「あるふるでらの仏の座の下に」(出典:今鏡(1170)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「古寺」の解説

古寺
(通称)
ふるでら

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
名夕顔雨の旧寺 など
初演
嘉永4.9(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

普及版 字通 「古寺」の読み・字形・画数・意味

【古寺】こじ

古い寺。

字通「古」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android