台湾南東部の県。屏東(へいとう)の東70キロメートル、卑南渓(ひなんけい)の河口付近に位置する。人口24万5312(2000)。旧称卑南。先住民族卑南王支配の地で、近年出土した卑南文化遺跡が注目を集めている。清(しん)末の1887年台東直隷州が置かれ、日本統治時代に台東庁と改められ、1945年台東県となった。東部鉄道の起点で、北廻(ほくかい)鉄道が開通してから花蓮(かれん)を経て台北に連結する。南回りは自動車道路で楓港(ふうこう)に出て省西部に通じる。北西部に台東空港、南西部に子崙(かんしろん)、知本(ちほん)両温泉がある。山に囲まれ傾斜地作物が多く、主としてサトウキビ、サツマイモ、パイナップル、茶を産し、とくに製糖業が発達している。
[劉 進 慶]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新