台頭(読み)タイトウ

デジタル大辞泉 「台頭」の意味・読み・例文・類語

たい‐とう【台頭/×擡頭】

[名](スル)
頭をもたげること。勢いを増してくること。「改革派が―する」
上奏文などで、貴人の名やそれに関する語の出てくるとき、敬意を表して改行し、一段高く書くこと。
[類語]登場デビューのし上がる躍り出る頭角を現す頭をもたげる現れる誕生登板お目見え出現する現出する現前する顕現する生ずる現ずるのぞ出来る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 頭角 顕現

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「台頭」の解説

台頭
(通称)
だいがしら

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
台頭縁色帯
初演
安永7.4(大坂・市山座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android