吉凶(読み)キッキョウ

デジタル大辞泉 「吉凶」の意味・読み・例文・類語

きっ‐きょう【吉凶】

縁起のよいことと悪いこと。吉と凶。運や縁起のよしあし。「吉凶を占う」
[類語]慶弔禍福

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精選版 日本国語大辞典 「吉凶」の意味・読み・例文・類語

きっ‐きょう【吉凶】

  1. 〘 名詞 〙 よいことと悪いこと。めでたいことと、そうでないこと。運や縁起のよしあし。きちく。
    1. [初出の実例]「戻執巫術、逆占吉凶」(出典続日本紀‐養老元年(717)四月壬辰)
    2. 「世人以富貴貧賤吉凶禍福者、非也」(出典:童子問(1707)中)
    3. [その他の文献]〔書経‐咸有一徳〕

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普及版 字通 「吉凶」の読み・字形・画数・意味

【吉凶】きつきよう

吉と凶。〔易、辞伝上〕易に太極り。是れ兩儀を生ず。兩儀四象を生じ、四象卦を生ず。卦吉凶を定め、吉凶大業を生ず。

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占い用語集 「吉凶」の解説

吉凶

占いにとどまらず、生活全てに対して使われる判断基準。吉は良い、凶は悪いこととして判断されがちであるが、吉凶はあくまでも象徴的な考え方であり、対象やその個人によって変わる。

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