ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吉行エイスケ」の意味・わかりやすい解説
吉行エイスケ
よしゆきエイスケ
[没]1940.7.8. 東京
小説家。本名,栄助。岡山第一中学校時代アナーキズムの影響を受け,思想問題で中退。 1930年新興芸術派の結成に参加。『女百貨店』 (1930) などきらびやかな意匠の作品でモダニズムの代表作家と目されたが,同派の凋落とともに筆を断った。作家吉行淳之介の父。
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