同心円(読み)ドウシンエン

デジタル大辞泉 「同心円」の意味・読み・例文・類語

どうしん‐えん〔‐ヱン〕【同心円】

中心を共有する二つ以上の円。
[補説]書名別項。→同心円
[類語]円形真ん丸半円楕円長円丸っこい丸まっちい丸丸丸いまろまろやかまどつぶ球形球状輪形大円真円正円真ん丸いくりくりたまご形ループっかリング丸まる丸める団団団子状

どうしんえん【同心円】[書名]

野坂昭如の連作小説集。平成8年(1996)刊行翌年、第31回吉川英治文学賞受賞。

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精選版 日本国語大辞典 「同心円」の意味・読み・例文・類語

どうしん‐えん‥ヱン【同心円】

  1. 〘 名詞 〙 中心を共有する二つ以上の円。同心環。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

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世界大百科事典(旧版)内の同心円の言及

【円】より

drr′のとき円は外接するといい,d=|rr′|≠0のとき両円は内接するという。なお,中心を同じくする2円を同心円という。
[円の方程式]
 平面上に直交座標系をとり,平面上の点を座標を用いて(x,y)のように表すとき,中心が(a,b)で半径がrである円周は方程式(xa)2+(yb)2r2をみたす点(x,y)の全体からなる。…

※「同心円」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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