同罪(読み)ドウザイ

デジタル大辞泉 「同罪」の意味・読み・例文・類語

どう‐ざい【同罪】

同じ罪にあたること。また、同じ責任を負うこと。「知らん顔していた君も同罪だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「同罪」の意味・読み・例文・類語

どう‐ざい【同罪】

  1. 〘 名詞 〙 同一の犯罪。同じ罪。また、負うべき責任が同じであること。同一の責任。
    1. [初出の実例]「又地頭等至置賊徒者、可同罪也」(出典御成敗式目(1232)三二条)
    2. 「馬子の君を弑せし罪を問はせ給はぬ太子も同罪ぞとて」(出典:随筆・胆大小心録(1808)一五八)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公二七年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「同罪」の読み・字形・画数・意味

【同罪】どうざい

同一の罪。

字通「同」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android