同行二人(読み)ドウギョウニニン

デジタル大辞泉 「同行二人」の意味・読み・例文・類語

どうぎょう‐ににん〔ドウギヤウ‐〕【同行二人】

西国巡礼者などがいつも弘法大師と一緒に巡礼しているという意で笠に書きつける語。→西国巡礼
[補説]この語の場合、「同行」を「どうこう」、「二人」を「ふたり」とは読まない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「同行二人」の意味・読み・例文・類語

どうぎょう‐ににん ドウギャウ‥【同行二人】

〘名〙 二人づれであること。多く四国巡礼者がいつも弘法大師といっしょにあるという意で笠などに書きつける語。どうぎょうふたり。
※俳諧・笈の小文(1690‐91頃)「乾坤無住同行二人」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android