君傾城(読み)キミケイセイ

デジタル大辞泉 「君傾城」の意味・読み・例文・類語

きみ‐けいせい【君傾城】

同義の「君」と「傾城」を重ねた語》遊女遊君。傾城。
「―といふ者は此の類での王様」〈浄・丹波与作

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精選版 日本国語大辞典 「君傾城」の意味・読み・例文・類語

きみ‐けいせい【君傾城】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きみ」は「傾城」と同意 ) 遊女。遊君。傾城。
    1. [初出の実例]「君けいせいと云者は此類での王さま」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中)
    2. 「せめて此身が若かりせば、君傾城(キミケイセイ)に身を売りてもしやう模様もあるべきに」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)

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