うがい薬のことで、口腔(こうくう)や咽頭(いんとう)部の消炎、殺菌、止血、鎮痛などの目的で用いられる。古くからオキシドール、ミョウバン水、塩素酸カリウム液、アクリノール液、タンニン酸水溶液、銅クロロフィリンナトリウム液、炭酸水素ナトリウム液(重曹水)などが知られるが、最近では散剤、顆粒(かりゅう)剤、錠剤の形で市販され、水に溶かして用いるアズレン製剤(含嗽用アズレンやアズノール錠など)がよく用いられるほか、臭化ドミフェン製剤(オラドール含嗽液)やポビドンヨード製剤(イソジンガーグル)も医療用に繁用されている。なおホウ酸水も従来よく用いられたが、毒性があるためほとんど使われなくなった。
[幸保文治]
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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