周到(読み)シュウトウ

デジタル大辞泉 「周到」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐とう〔シウタウ〕【周到】

[名・形動]手落ちがなく、すべてに行き届いていること。また、そのさま。「周到計画を立てる」「用意周到
[派生]しゅうとうさ[名]
[類語]丁寧念入り入念丹念克明念を入れる芸が細かい微に入り細を穿うがつくづくしげしげじっくりよくよくくれぐれとくととっくり心して細心みっしりみっちりつらつら

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精選版 日本国語大辞典 「周到」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐とうシウタウ【周到】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) すみずみまでゆきわたること。行き届いておちがないこと。また、そのさま。周密
    1. [初出の実例]「よし其脚色は周到(シウタウ)にして通篇の脈絡は通徹するとも」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)

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普及版 字通 「周到」の読み・字形・画数・意味

【周到】しゆうとう(しうたう)

ゆきとどく。手落ちがない。〔紅楼夢、三十七回〕湘雲聽き了(をは)り、心中に自(おのづか)ら是れ感激し、極めて他(かれ)の想ひの到なるを贊す。

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