呼付ける(読み)ヨビツケル

デジタル大辞泉 「呼付ける」の意味・読み・例文・類語

よび‐つ・ける【呼(び)付ける】

[動カ下一][文]よびつ・く[カ下二]
呼んで自分の所へ来させる。「―・けて注意する」
常に呼んで慣れている。呼び慣れる。「ニックネームで―・ける」
[類語]召す呼び寄せる召し寄せる呼ぶ呼び出す召し出す呼び立てる差し招く召致召喚召集招集招致招聘招請招来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「呼付ける」の意味・読み・例文・類語

よび‐つ・ける【呼付】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]よびつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 目下の者を呼んで自分の所へ来させる。召して近づかせる。
    1. [初出の実例]「愛敬づきおごりたる声にて、さぶらひ人よひ付」(出典:能因本枕(10C終)一二四)
  3. 常にそういう名称で呼んで慣れる。呼び慣れる。
    1. [初出の実例]「呼付た名の亀の尾の山〈宗恭〉 峯の松成人の後扨何と〈西似〉」(出典:俳諧・天満千句(1676)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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