咲き撓る(読み)サキオオル

デジタル大辞泉 「咲き撓る」の意味・読み・例文・類語

さき‐おお・る〔‐ををる〕【咲き×撓る】

[動ラ四]枝もたわむほどに咲く。今を盛りと咲く。
「春されば花―・り秋さればもみぢ葉にほひ」〈・三九〇七〉

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精選版 日本国語大辞典 「咲き撓る」の意味・読み・例文・類語

さき‐おお・る‥ををる【咲撓】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 びっしりと花をつける。枝もたわむほどに花が咲く。今を盛りに咲く。
    1. [初出の実例]「うちなびく 春さりぬれば 山辺には 花咲乎為里(さきヲをリ) 河瀬には 鮎子さ走り」(出典万葉集(8C後)三・四七五)

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