哀求(読み)アイキュウ

デジタル大辞泉 「哀求」の意味・読み・例文・類語

あい‐きゅう〔‐キウ〕【哀求】

[名](スル)事情を述べ、相手同情に訴えて願い求めること。
「『そんなら何か食物を売ってくれないか、銭はあるが…』と僕は―した」〈蘆花思出の記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「哀求」の意味・読み・例文・類語

あい‐きゅう‥キウ【哀求】

  1. 〘 名詞 〙 事情をうち明け、同情心に訴えて切に願うこと。哀願
    1. [初出の実例]「同志之士申合政府へ号哭哀求仕」(出典:大原三位宛吉田松陰書簡‐安政五年(1858)一〇月二一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android